情報発信の本質は変わらない―15年の経験から学んだこと

こんにちは!アンケート販促でお客様に寄り添う販促サポートを提供しております
あやぞうBASEの金子あやです。

私はコンサルティング会社に7年間在籍し、2017年8月に独立してから、もう8年近くが経ちます。合計すると15年以上この仕事に携わってきたことになります。

コンサルティング会社では地域ブログのポータルサイトを運営しており、入社してすぐにブログを書き始めました。その後、Twitter、Facebook、Instagramと、SNSによる情報発信が当たり前の社会になっていきました。その都度、ツールとカタチを変えて中小企業や観光地域づくりの場でアドバイスをしてきました。
しかし、結局この15年間、SNS時代でもAI時代でも情報発信の本質は変わらないと感じたのでブログにしていきたいと思います!

変わらない情報発信の本質

様々なツールやプラットフォームが登場してきましたが、情報発信の本質は驚くほど変わらないと感じています。

1. 自分が伝えるべきことを伝える

当たり前のことですが、自分が伝えるべき情報をしっかり伝えることは非常に重要です。

2. 相手が聞きたいことを書く

同時に、相手が知りたいと思っていることを書くことも重要です。

3. 中間点を見つける「相手のための思いやり」

自分の専門性として伝えなければならないことと、相手が聞きたいこととの中間点を大切にする。私はこれを「相手のための思いやり」という言葉で表現しています。

ターゲットを明確にする

「相手のことを考えて書きましょう」とよく言われますが、その「相手」が定まらないことがあります。どんな人が自分の情報をキャッチするといいのかを考えてから発信することが重要です。

もし相手のことがわからない場合は: 自分のお店に来ている、自分のファンの人がどんな人なのかアンケートを取ることが必要です。アンケートの取り方がわからないという方は、ぜひご相談ください。

お客様の声を聞くは効く!
あやぞうBASEでした。
あやぞうBASEではアンケート導入を悩んでいる方に40分間の無料相談を受け付けています。
お気軽にご活用ください。

「なんとなく」のアンケートが失敗する理由と、本当に使える質問設計

こんにちは!アンケート販促でお客様に寄り添う販促サポートを提供しております
あやぞうBASEの金子あやです。

今日のテーマはアンケート設計!
サポート業務をしていると、クライアントが事前にアンケートを実施していることがよくあります。しかし、その多くが「なんとなく取ったアンケート」になってしまっており、結果的に何にも使えないデータになっているケースが少なくありません。

今日は、特に新商品のモニター調査でよく見かける失敗パターンと、本当に使えるアンケート設計についてお話しします。

「いくらだったら買いますか?」という質問の落とし穴

新商品が出た際、モニターさんに「いくらだったら買いますか?」と聞くケースをよく見かけます。一見、価格設定に役立ちそうな質問ですが、実はこれ、アンケート項目としてはあまり機能しません。

なぜなら、モニター参加者の属性が、実際の顧客層とズレていることが多いからです。

モニター参加者の特性を理解する

モニターさんには、大きく分けて以下のような方がいます:

  • 無料だから来る人
  • 安価でお得だから来る人

例えば、ホットペッパービューティーで安いクーポンを渡り歩く美容院利用者や、マッサージ店の割引サイトを常にチェックしている人たち。こういった方々は、よほど気に入らない限り、定価では購入しない傾向があります。

私がサポートしているマッサージ店でも、総合サイトのクーポンを使う一見さんが多く、クーポンが安ければ安いほど来店数が増える一方で、リピート率は低いという現象が起きていました。

なぜ価格の質問が機能しないのか

モニター参加者の多くは、「モニター価格」という特別な条件に惹かれて参加している可能性が高いのです。そのため、アンケートで「3,000円なら買います」と答えても、実際にその価格で販売したときに本当に購入するかは別問題なのです。

つまり、この層の価格感覚は、一般顧客の価格感覚とはズレている可能性が高く、参考にならないデータになりがちです。

では、モニターアンケートで何を聞くべきか?

結論から言うと、使った感想を丁寧に聞くことが最も有効です。

感想を聞く目的

感想を集める最大のメリットは、チラシや販促物に実際の使用感を載せられることです。

「しっとりした使い心地でした」「翌朝の肌が違いました」といった具体的な体験談は、価格情報よりもはるかに購買意欲を刺激します。実際の使用者の声は、どんな商品説明よりも説得力があるのです。

アンケート設計で大切なこと

最後に、アンケート全般に言えることですが、目的を持たずにアンケートを取ると、何にも使えないデータになります

アンケートを作る前に:

  • このデータを何に使うのか?
  • どんな情報があればチラシや販促に活かせるのか?
  • 誰に聞くべき質問なのか?

これらを明確にしてから設計することで、初めて「使えるアンケート」になるのです。

「なんとなく」作ったアンケートは、「なんとなく」の結果しか生みません。目的を明確に持って、戦略的にアンケートを設計していきましょう。

お客様の声を聞くは効く!
あやぞうBASEでした。
あやぞうBASEではアンケート導入を悩んでいる方に40分間の無料相談を受け付けています。
お気軽にご活用ください。

「A4」1枚販促アンケートの導入を迷われている方

◆「A4」1枚販促アンケートの導入を迷われている方へ

「売上を伸ばしたい。でも、何から手をつければいいんだ?」

☑お客様の声を聞きたいが、アンケートの始め方がわからない
☑ 顧客(または従業員)に寄り添って、いい店舗、いい会社づくりをしたい
☑ 自社の強みが見えなくなってきた
☑ただ集客するんじゃない。本物のファンを増やしたい
☑堅実に、着実に売上を積み上げていきたい
☑販促・集客、広報何からどう手をつけるべきかわからない

一つでも当てはまるなら、あやぞうBASEとお話してみませんか?

あなたの大切なお客様の声に耳を傾け、 あなたの会社にしかない強みを明確化しましょう。

ファンづくりは、小手先のテクニックじゃない。 顧客に寄り添い、一歩ずつ積み上げていくことです。

確かな販促ノウハウと女性目線、それから鍛え抜かれた思考法で あなたのビジネスに伴走します。


まずは無料相談40分から。 あなたのお悩み、じっくりお聞かせください。

⇒初回相談無料(40分)※お気軽にご相談下さい。

初回相談はオンラインで対応いたします
まずはお問合せフォームから日程調整をさせていただきます
①名前
②業種(具体的な店名や社名でも可)
③無料相談希望
④今のお悩み、またはご要望(できるだけ具体的に)
⑤相談を受けたい曜日や時間(具体的な候補日時がある場合は5つお願いします)
※10時から16時までの時間帯でお願いします。
をご入力ください

内容
目標や現状のヒアリング、課題が明確化、アンケート導入の説明。


売上を着実に伸ばす唯一の方法:大判焼き屋さんの成功事例から学ぶ

こんにちは!アンケート販促でお店の強みを見つけ、お客様の心を鷲掴みにする販売促進の手法を提供しております、かねあやぞうBASEの金子あやです。

今日は、多くの経営者が抱える「売上を伸ばしたい」という悩みについて、実際の成功事例をもとにお話しします。

4年で売上2倍は「誰でもできる」

「売上を2倍にしたい」

経営者なら誰もが一度は考えることではないでしょうか。しかし、売上を一気に2倍にする魔法のような方法は存在しません。では、どうすればいいのでしょうか?

実は、年間120%ずつ売上を伸ばしていけば、4年で約2倍になります。ある大判焼き屋さんは、まさにこの方法で4年間着実に成長を続けました。

派手さはありませんが、これが「誰でもできる」確実な成長の道なのです。

「あじのもと理論」は小さな企業には通用しない

よく引き合いに出される有名な話があります。味の素が容器の穴を大きくしたら売上が上がった、というものです。

確かに、味の素のように巨大な顧客基盤を持つ企業なら、この戦略は効果的かもしれません。しかし、小さな企業がこの方法を真似しても、ほとんど意味がありません

なぜでしょうか?

  • 1日に3個しか塩が売れない店が、塩の穴を2倍にしても売上への影響はわずか
  • ケーキ屋さんが金額をそのまま半分のサイズにすれば、一時的に売り上げが上がっても、ファンも離れていくため長期的には売り上げがあさがる
  • 消費量を増やす戦略は、長期的には顧客の健康や満足度に悪影響を及ぼす可能性もある

小さな企業には、小さな企業に合った戦略が必要なのです。

成功への近道は「顧客に聞くこと」

では、どうすれば着実に成長できるのでしょうか?

答えはシンプルです。お客様が喜ぶことを少しずつ改良していくこと。

そして、お客様が何を望んでいるかは、こちらが勝手に考える必要はありません。直接聞けばいいのです

アンケートを活用して、お客様の声に耳を傾けましょう。顧客の本当のニーズを理解することが、確実な成長への第一歩です。

冒頭にお話しをした大判屋さんも、まさに4年間二人三脚でいろんな販促活動を行いました。
1つ1つの効果は小さいけど、地道に積み重ねることで売り上げ2倍を達成したのです。

あなたのビジネスも、今日からお客様の声に耳を傾けてみませんか?

神奈川県の中小企業は特別な支援制度がございます。
静岡県で観光地アンケート調査を実施したい地域についても支援制度があります。
まずはお問合せください。

アンケートで売上が変わる理由|横浜中心地のレストランが「観光客向け」をやめた話

こんにちは。「A4」1枚アンケートを使った販促支援をしているあやぞうBASEの金子あやです。

「うちのお客様って、どんな人が来てるんだろう?」 そう考えたことはありませんか?

実は多くのお店が、お客様像を「なんとなく」で決めてしまっているんです。 今日は「なぜアンケートが必要なのか?」について、実際にあった飲食店の事例でお話しします。


「夜は観光客が多いはず」その思い込みが売上を妨げていた

横浜にあるレストランでのお話です。 ディナータイムの客数がなかなか伸びないという悩みを抱えていました。

オーナーさんに話を聞くと、こんな推測をされていました。

  • 「夜は観光客や出張客が多いんじゃないか」
  • 「近くのホテルに泊まっている人が来てくれてるはず」

それまでも、ホテルのフロントにチラシを置いたり、観光客向けのPRに力を入れていたそうです。

でも、思ったほど効果が出ない。

「なぜだろう?」ということで、ほかのコンサルタントさん経由であやぞうBASEに依頼をいただきました。


アンケートで判明した意外な事実

今回のアンケートでは、「A4」1枚アンケートの5つの質問に加えて「どちらにお住まいですか?」という項目を入れました。 お客様に住所(○○市レベル)を記入してもらったんです。

そして集計してみると…

結果は予想外でした。

ほとんどのお客様が横浜市内在住。 遠くても神奈川県内、もしくは東京都内の方でした。

つまり、観光客ではなく、地元客が中心だったのです。それも、以前運営していた店舗からの常連さんも多数来店していました。


思い込みで販促すると、コストも時間も無駄になる

もしこのアンケートを取らずに、「観光客向け」「一見客向け」の施策を続けていたら?

  • せっかくの販促費が、本当のお客様に届かない
  • リピーターが求める情報を発信できない
  • 結果的に、売上は伸びないまま

正しいお客様像がわからないと、どんなに頑張っても空回りしてしまうんです。


口コミだけでは「全体像」は見えない

「Googleの口コミを見ればいいんじゃない?」 そう思われる方もいるかもしれません。

もちろん、口コミからヒントを得るのも有効です。 ただ、口コミにはこんな特徴があります。

  • 「すごく良かった!」「最悪だった…」など極端な意見が多い
  • 書いてくれるのは全体の一部のお客様だけ
  • 全体像をつかむのは難しい

だからこそ、アンケートで、リアルな声を集めることが重要なんです。

「本当にどんな人が来てくれているのか?」 「何を求めて来店してくれているのか?」

これがわかれば、次の一手が明確になります。


まとめ:「売れない」を変える第一歩は”聞く”ことから

アンケートを取る理由は、とてもシンプルです。

それは、思い込みをなくすため。

数字やデータを見る前に、まず「お客様の声」を聞くこと。 そこから、あなたのお店の本当の強み本当のお客様像が見えてきます。

もし今、こんな悩みを抱えているなら…

  • 「販促をやっているのに効果が出ない」
  • 「どんなお客様が来ているのかよくわからない」
  • 「リピーターを増やしたいけど方法がわからない」

まずは、お客様に聞いてみることから始めてみませんか?

あやぞうBASEがお手伝いします。
今あやぞうBASEでは下記の業種のアンケート調査を強化中
・飲食店・旅館・観光地
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※静岡県内の観光地アドバイスについてはアドバイザー制度の活用もご検討いただけると思います。
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